はじめに
Unityで開発を行っていると次のようなことを思ったことはありませんか?
「少しコードを変更しただけでリロードしなおすのがめんどくさい」
「演出などの調整をリロードなしで行えれば便利なのに…」
今回紹介する「HotReload」というアセットを使えばこれらのことが可能になります!
↑HotReloadを実際に使っている動画。ジャンプ力をコード上で変更していますが、Play状態のまま変更が反映されています。
そんな超便利なアセットを今回は紹介していきます!
導入と使い方も超簡単なのでぜひ参考にしてみてください!
HotReloadとは?
通常スクリプトを変更するとコンパイルが走り待ち時間が発生します。
また、プレイ中の場合はゲームがストップし再度プレイしなおさないといけません。
しかし「HotReload」を使うと、スクリプトのコンパイル待ち時間が無くなります。
しかもゲームをプレイ中の場合でもストップする必要はありません。
↓公式の紹介PV
こんな夢のような機能が使えるのがHotReloadです。
個人開発者やプログラマはぜひとも持っておきたいアセットです!
HotReloadの導入方法
下のページからアセットを購入しましょう。
Unityエディタのメニュー>Window>PackageManagerを開きます。
MyAssetsの中からHotReloadを見つけたらImportボタンを押しましょう。
次の画面が出てくるのでImportボタンを押します。
以上で導入は完了です。
次のようなウィンドウが自動で出てきます。
間違えて消してしまった場合などは、メニュー>Window>Hot Reloadから開くことが出来ます。
HotReloadの使い方
先ほど出てきたウィンドウが操作パネルになっており、HotReloadの開始や設定などが行えます。
使い方は超簡単でRunタブのStartボタンを押すだけです!
しばらく待つと〇が緑色になります。
これでHotReloadが使えるようになりました。
↑ジャンプ力をコード上で変更していますが、Play状態のまま変更が反映されています。
たったこれだけでリロードが消えるのは便利すぎます。
Setting画面から細かい設定も行えるようでしたが、基本的にデフォルトで問題なさそうです。
HotReloadを止める時はStopボタンを押すと終了できます。
注意点
注意点として一部の状況ではリロードが必要な場合もありました。
ここでは私が遭遇したものを書いておきます。
- インスペクタの更新が必要な時(アセットの紐づけが必要な場合など)
- 新しくクラスを作成する時(リネームも含む)
- クラスに継承を追加する時(インターフェースも含む)
基本的にエディタに変更が入る行為にはリロードが必須なのかもしれません。
まとめ
以上がHotReloadの紹介でした。
HotReloadを使えば開発時のストレスが激減し作業効率がかなり上がります!
価格は定価77ドル(1万円弱)と円安も相まってかなりお高いです…
ですが、正直このレベルの便利さだと買って後悔はないと思います。
セール時には半額で買えるので、予算的に厳しい人はセールを狙いましょう!
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