Steamでゲームを有料販売する場合、当たり前ですが価格を設定します。
ゲームのクオリティや競合を参考にして「1000円で販売するぞ!!」と決めた場合でも、それで終わりではありません。
Steamでは通貨ごとに価格を決定する必要があります。
この価格設定、注意しないと大切な売り上げが減る例があったようです…
ということで今回はSteamの国別価格の話をしていきます。
Steamでの価格設定方法
Steamは最初にドルの価格を決めます。
自由入力ではなく、1ドル刻みで選択する感じです。
ドルの価格を決めると、自動でほかの通貨の価格も自動で設定されます。(変更可能)
この価格はSteam側が為替や情勢など考慮してた上、いい感じに設定してくれたものらしいです。
ただ、この価格を鵜吞みにして、そのまま行くと痛い目を見る可能性があります…
特定の国で安くなる問題
2年ほど前の話ですが、自動で設定されたアルゼンチンとトルコの値段が安すぎたため大損してしまった方がいるようです。
しかも大半が現地からの購入ではなく、別の国の人が不正に安い価格で購入しています。
(詳しくは下の記事を見てください)
また、Steamの自動設定額はリアルタイムに調整値が変動しているわけではなく、手動で更新しているようです。
現在は更新回数を増やすように改善されてはいるようですが、為替レートは常に変動しているので現在の価格が本当に正しいかわかりません。
自動設定された価格をチェックしよう!
せっかく膨大な時間をかけて作ったゲームなのに、こんなことで損したくないですよね。
そのためには、現在の為替レートと照らし合わせて、設定された値が極端に安くなっていないかチェックをすると安心です!
しかし、現在Steamで設定しないといけない通貨は37種類もあります。
これを1つ1つ確認するのは、かなりめんどくさいですよね…
ということで、価格を入れるだけで一発で確認できるツールを作りました!
ツールの使い方
こちらのリンクからツールのスプレッドシートに飛べます。
閲覧しかできないようになっているので、コピーを作成してそっちを使います。
ベース価格を入力すると各通貨の価格が表示されます。
リアルタイムと1週間、1か月、1年の平均値を算出されるので、好きなのを使ってください。
スクロールするとドル版もあるので、必要であれば使ってください!
ツールで計算された値とSteamで提案された値に大きな差があれば、調整しましょう!
※使用したことで不利益があった場合も、責任は負いかねます
売り上げに直結することなので、慎重に自己責任でお使いください!
さいごに
正直言うと何パーセント以上差があったら修正した方が良いのかはわかりません。
不正に購入される可能性を考慮しつつ、どこまでの差が許容できるかというルールを決めて設定するのが良いかと思います。
この記事は自分の場合はこうしてみたよということなので、あくまで参考程度にしてもらえればと!
もし、価格設定に詳しい方がいらっしゃったら教えてください!
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