はじめに
最近話題のAI「ChatGPT」を触ってみました。
少し触ってみただけですが、あまりにも凄すぎて感動しました…
「これゲーム制作にも使えるじゃん!」と思ったので、今回はChatGPTをゲーム制作に活用する方法を紹介していきたいと思います。
ChatGPTとは?
「ChatGPT」を知らない人に向けて軽く紹介しておきます。
ChatGPTとは対話型の人工知能ツールで、会話や文章、コードなどを生成することができます。
しかもコーディングなどは必要なく、文章を入力するのみで対話が可能になっています。
ChatGPTは下記のページから無料で使用することができます。
(初回はOpenAIのアカウントを作成が必要です)
ゲーム制作での活用方法
ChatGPTはどうゲーム制作で役立つのでしょうか?
今回私が考えたのは2種類あり、「ゲームアイディア編」の「プログラム編」2種類です。
ゲームアイディアを考えてもらう
ChatGPTにゲームアイディアを考えてみてもらいます。
適当に「オセロをベースにしたゲームのアイディア」という質問をしてみました。
すると以下のような回答を得られました。
>>>「オセロをベースにしたゲームのアイディア」
オセロをベースにした新しいゲームのアイデアとして、以下が考えられます:
- 多人数対戦版のオセロ: 複数のプレイヤーが同時に対戦するゲームを作成することができます。
- オセロ×パズル: オセロのルールを組み合わせて、パズル要素を加えたゲームを作成することができます。
- 異なる色のコマを使用するオセロ: 白と黒以外の色のコマを使用することで、新しい戦略を生み出すことができます。
- 時間制限付きオセロ: 定められた時間内にゲームを終える必要があるといった制限を加えることで、ゲームのテンポを上げることができます。
これらはあなたのアイデアをスタートさせるための一例です。あなた自身の想像力と創造性を活用して、独自のオセロをベースとしたゲームを開発することができます。
「多人数対戦版のオセロ」というのが気になったので、詳しく説明してもらいました。
すると以下の内容が生成されました。
>>>「多人数対戦版のオセロを詳しく説明して」
多人数対戦版のオセロは、複数のプレイヤーが同時に対戦するゲームです。通常のオセロと同様に、盤面上の白と黒のコマを使用しますが、複数のプレイヤーが同時に手を打ちます。
このゲームは、Webブラウザ上、モバイルアプリ、またはコンピュータソフトウェアなどを使用して、オンライン上でプレイすることができます。各プレイヤーは、自分のターンに入ると、盤面上の手を選択して打つことができます。
多人数対戦版のオセロは、単純なオセロゲームから新しいレベルの挑戦を提供することができます。同時に複数のプレイヤーと対戦することで、新しい戦略とテクニックを学ぶことができます。また、他のプレイヤーとのコミュニケーションも重要な要素となります。
多人数対戦版のオセロは、オンラインゲームコミュニティや対戦相手を探しているプレイヤーには理想的な選択肢です。また、家族や友人と共同で遊ぶことも楽しいです。
ChatGPTだけで完璧なアイディアを出すことは無理ですが、案出しの補助ツールとしては十分使えそうに感じました。
プログラムを作ってもらう
ChatGPTにUnity用のプログラムを生成してもらいましょう。
「Unityでランダムに山札からカードを取得するプログラム」という質問をしてみました。
するとChatGPTは以下の用な回答をしてくれました。
>>>「Unityでランダムに山札からカードを取得するプログラム」
Unityでランダムに山札からカードを取得するには、次のようにします。
- 山札のカードリストを作成します。
- ランダムなインデックスを生成します。
- リストからそのインデックスのカードを取得します。
- 取得したカードを使用します。
以下は、C# の例です。
usingSystem.Collections.Generic; using UnityEngine; public class DeckManager : MonoBehaviour { public List<string> deck = new List<string>(); void Start() { deck.Add("Card 1"); deck.Add("Card 2"); deck.Add("Card 3"); deck.Add("Card 4"); deck.Add("Card 5"); } void DrawCard() { int index = Random.Range(0, deck.Count); string card = deck[index]; deck.RemoveAt(index); Debug.Log("Drawn Card: " + card); } }
この例では、山札からランダムなカードを取得する
DrawCard
関数が実装されています。山札からカードを取得するたびに、そのカードはリストから削除されます。
文章での説明だけでなく実際にクラスまで作成してくれました!
この方法を使うと「プログラミングが苦手な人」や「実装方法が思い浮かばない時」などにとても助かりそうです。
まとめ
今回は話題のAI「ChatGPT」をゲーム制作で活用する方法を紹介してみました。
まだまだ活用方法がありそうなAIですので、ぜひ一度試してみてください!
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