【Unity】開発効率UP!プロジェクト作成時に行う5つの設定

はじめに

Unityで新しいプロジェクトを作った際にやっておくと、後々楽できる設定をまとめました!

具体的には以下の内容を行います。

  • パッケージのインストール
  • グラフィックスパイプラインの変更
  • TextMeshProの日本語フォント追加
  • Unityエディター設定
  • シーンのひな形を作成

実際に私がUnityでプロジェクト作成時はこれらの設定を行ってからゲーム制作を始めます。

ぜひ参考にしてみてください!

パッケージのインストール

まずは最初から使う事の分かっているパッケージをインストールします。

参考までに私が最初に入れるパッケージを書いておきます。

後半はSteamでマルチプレイゲームを作成する場合のみ入れています。

  • UniRX・・・非同期処理、イベント処理が簡単に実装できる
  • UniTask・・・非同期処理が簡単に実装できる
  • DoTween(無料版)・・・手軽に簡易アニメーションを実装できる
  • VContainer・・・MVP指向で開発する時に便利
  • InputSystem・・・InputManagerの新しい代用品
  • Localization・・・多言語対応用
  • Netcode for GameObjects・・・マルチプレイ用
  • MultiplayerTools・・・マルチプレイ用
  • Steamworks.net・・・Steamworks用
  • com.community.netcode.transport.steamnetworking・・・Steamworks+Netcode用

グラフィックパイプラインをURPに変更

URPを使う場合最初から切り替えておいた方が絶対に良いです。

URPに変更する手順はこちらの記事にまとめています。

TextMesh Pro の日本語フォント追加

デフォルトではTextMesh Pro用の日本語フォントが入っていません。

日本語フォントは絶対に使うので最初に入れてしまっています。

日本語フォントを追加する方法はこちらの記事に書いています。

Unityエディター設定

Auto Refresh を無効

スクリプトを変更するとUnityエディターが毎回自動でビルド開始します。

これが結構邪魔だったりするので自動ビルドをOffにします。

Unity>Preferences>AssetPipelineからAutoRefreshのチェックを外します。

これで自動ビルドが行われなくなります。

Ctr+Rを押すと手動でビルドができるようになるので、実行前などに行いましょう。

オブジェクト作成時の座標を原点に

GameObjectなどを新規作成時オブジェクトが少し原点(0,0,0)からずれて生成されます。

原点で生成された方が何かと便利なので、そうなるように設定します。

Unity>Preferences>SceneViewからCreateObjects at Originをオン

オブジェクト複製時のネーミングルール変更

オブジェクト複製時Object(1)というオブジェクト名が設定されます。

Object_1という風に生成されるようにしたいので、設定を変えていきます。

Edit>ProjectSettings>EditorからGameObjectNamingを変更します。

ネームスペースの自動

スクリプト作成時にネームスペースを自動で挿入するように変更します。

Edit>ProjectSettings>EditorからRoot namespaceを設定します。

RaycastTargetをオフにしたPresetを作成

ボタンやテキストには、クリックやタップの判定を取るかどうかの「RaycastTarget」という設定があります。

「何故かボタンが押せない」という場合、大抵は他のオブジェクトのRayCastTargetがOnで邪魔されてることが原因です。

なのでデフォルトでRaycastTargetをオフにして判定を取る物だけOnにします。

こういったデフォルトの設定を変えるにはPresetを使います。

Presetの使い方についてはこちらの記事を参考にしてください。

シーンのひな形を作成

シーンを作る時に毎回Canvasの設定やカメラの設定などをするのが面倒なので、設定済みのシーンを用意しておきます。

_TemplateSceneとい名前でシーンを作ります。

シーンの作り方は人それぞれだと思いますが、私は以下のようなことをしています。

  • 仕切りオブジェクトの作成(「——–UI——–」など)
  • UICamera作成
    • RenderTypeをOverlayに変更
    • ProjectionをOthographicに変更
    • CullingMaskをUIに変更
  • MainCamera調整
    • CullingMaskからUIを削除
    • CameraStackにUICameraを設定
  • Canvasの作成
    • RenderModeをScreenSpace-Cameraに変更
    • RenderCameraにUICameraセット
    • UIScaleModeをScaleWithScreenSizeに変更
    • ReferenceResolutionを任意の解像度に変更(1920×1080など)

まとめ

以上が新規プロジェクト作成時にやることでした。

自分流のルールを作っておくと開発をスムーズに開始することができます。

すべてを真似る必要はないので、便利だと感じたものだけ取り入れてみてください!

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